Bamboo Pen

2009年9月18日 (金)

竹ペン・籐巻

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アルカイック工房の新しいタイプのBAMBOO PEN R (染め煤竹)

ペン先がラッキョウヤダケ、軸が染め煤竹(真竹)

ラッキョウヤダケは希少な竹で40年ほど前に水戸の庭園で発見されたそうで、ヤダケの変種なのだそうだ。自然界に自生していないので安定して購入することはむつかしい。

ラッキョウヤダケは名のごとく節下がラッキョウの形にふくらんでいてBAMBOO PEN のペン先に削ると書きやすい竹ペンができる。究極の竹ペンである。軸に籐を巻いて軸の補強と書きやすさを追求しました。

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ペン先がラッキョウヤダケ、軸が紋支那竹

BAMMBOO PEN R (紋支那竹)

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ペン先が紋支那竹、軸が晒し真竹

BAMBOO PEN R (晒し真竹)

紋支那竹は肉厚でよく乾燥していて堅い竹です。紋支那竹で作ったペン先は書き味もよく竹が堅いのですり減りにくく長持ちします。

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ペン先がヤダケ、軸が黒竹

BAMBOO PEN R (黒竹)

阿蘇矢竹は良質の竹でペン先が節の堅いところで作っていますので書きやすい竹ペンが出来ます。黒竹は淡竹の仲間でBAMBOO PEN のペン先を作るのには不向きですが、軸として使うと見栄えも良く淡竹の仲間で軽いのが特徴でしょう。

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ペン先軸ともに阿蘇矢竹

BAMBOO PEN R (阿蘇矢竹)

ペン先軸とも阿蘇矢竹を使い、軸は阿蘇矢竹を染めました。

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2009年6月18日 (木)

BAMBOO PEN

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山田和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 和(やまだ かず、男性、1946年 - )は、ノンフィクション作家

富山県砺波市生まれ。1973年より福音館書店勤務。1993年退社しノンフィクション作家となる。1996年『インド ミニアチュール幻想』を刊行し、講談社ノンフィクション賞受賞。2008年『知られざる魯山人』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

ノンフィクション作家・山田和さんは原稿を書くのにアルカイック工房のBAMBOO PENを使って下さっています。昨年銀座伊東屋でアルカイック工房のBAMBOO PENを買って下さいまして、書き味が良いので再度伊東屋に買いに行ったところ品切れだったので、ネットでアルカイック工房に直接購入の申し出がありたくさんのBAMBOO PENをお買い上げ下さいました。

最近になってアルカイック工房では「ラッキョウヤダケ」で作った究極のBAMBOO PENが、書き味が良いので山田さんに試し書きをしていただくためにお送りしたところ、見事な字で書かれたお礼の手紙が届きました。上質な画仙紙の便せんに書かれた文字はBAMBOO PENで文字を書く見本となるほどのもので、あえてブログに公開しました。

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究極のBAMBOO PEN・ラッキョウヤダケ

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2009年5月19日 (火)

究極の竹ペン・ラッキョウヤダケ

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香川県丸亀市で竹材の販売をしている村川商会さんのホームページを見ていたら、静岡県に「富士竹類植物園」があることを知り、早速アルカイック工房のホームページとの相互リンクを依頼したところ、早速応じていただきました。さらにアルカイック工房で作っているBAMBOO PEN を園内の売店で販売していただくことになりました。ありがとうございます。

富士竹類植物園は12,000坪という広い敷地内に500種類もの竹を栽培しているユニークな植物園で、竹の研究、苗木の販売、竹細工などの販売、および園内で間引いた竹材の販売などをしています。

以前から「ラッキョウヤダケ」で竹ペンを作れば「究極の竹ペン」ができるのではないかと考えていたところ、富士竹類植物園でラッキョウヤダケを販売していることを知り、送ってもらい「究極の竹ペン」を試作しました。ラッキョウヤダケの希少価値・形のおもしろさもさることながらヤダケのふくらんだところをペンにすることにより、何とも書き心地のよい竹ペンになりました。

ラッキョウヤダケは「矢竹」の変種だそうで、水戸市の庭園で栽培されていたのが形のおもしろさなどで広まったそうだ。阿蘇に自生する矢竹の中にもたまにらっきょうの形のようにふくらんだものがあるが、竿全部がらっきょうの形状になっていることはなく一部の節が成長する課程で何らかの原因でふくらんだものと推測できる。

ラッキョウヤダケの竿は昨年の冬に園内で間引いたものだそうで、釣り竿を作る愛好家などに人気があるそうで、12月に間引いて販売するとまっすぐで形のいいものはすぐ売れるそうです。おそらく釣り竿のもつところとか、ヘラブナのたもの柄のところに使うのだろう。

アルカイック工房では、ラッキョウヤダケを節の上で切断して、火入れしてBAMBOO PENを作ります。節間の長めのものは一節で、短めのものは二節に切断して竹ペンを作りました。どちらも味わいのある竹ペンに仕上がりました。

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2009年5月17日 (日)

アルカイック工房のバンブーペン

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アルカイック工房のBAMBOO PEN は、書き味がよいので、各地の絵手紙教室などで人気があります。

BAMBOO PEN T(染め煤竹)は、京都の竹材店から取り寄せた「染め煤竹」で作りました。染め煤竹は煤竹に見立て、真竹を防虫加工して染め上げた竹で、京都ならではの技術で上品に仕上がっていて、書き味のよい竹ペンができます。

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BAMBOO PEN T(紋支那竹)は、京都の竹材店から取り寄せた「紋支那竹」で作りました。紋支那竹は肉厚で表皮の紋様がきれいな竹で、よく乾いているので書き味のよい竹ペンができます。

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BAMBOO PEN S(阿蘇矢竹)は、もっともシンプルに作った竹ペンで、軸が細く軽いので、絵手紙などに人気があります。

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BAMBOO PEN M(阿蘇矢竹)は、S より軸が太めで肉厚の矢竹で、ペン先に刻みを入れて、インクのたまりがよくなるように作りました。デッサンや宛名書きなどにご使用ください。

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BAMBOO PEN L(晒し真竹)は、京都の竹材店から取り寄せた「晒し真竹」で作りました。真竹は竹の質が緻密できめが細かく、弾力もあるので書き味のよい竹ペンができます。軸がやや太いので、太書きのデッサンや絵手紙に向いています。

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BAMBOO PEN R(阿蘇矢竹2穴) Rは、横に細く、縦に太く書けるように作りました。レタリングや創作書道にご使用ください。

アルカイック工房のBAMBOO PEN を、一番最初に販売してくださった、熊本市の「あおい舎」のホームページで、アルカイック工房のBAMBOO PEN S・M の販売をしてくださっています。

あおい舎ホームページ

http://www.aoisha.com/list_all_0_0_small_0_0_0_0i0i0i0ii.html

あおい舎画材額縁店 電話 096-354-3995

ライズオークス通り1F

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