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2013年12月27日 (金)

JRA顕彰馬 故 今西義輝 作

馬の彫刻家・故 今西義輝 作 JRA顕彰馬(ブロンズ像・JRA競馬博物館・メモリアルホールに展示)

今西義輝は僕と同郷で大阪府出身である。昭和39年(東京オリンピックが開催された年)に大阪の高校を卒業した僕と今西は、東京芸大受験のために上京し、そのまま東京で生活することになった。

僕は比較的世渡りが上手だったが、世渡りの下手な今西は僕が知らない苦労をしたようだ。世渡りの上手な僕は「絵」にしがみついて生きることはしなかったが、世渡りの下手な今西は生涯「彫刻」にしがみついて生きることとなった。

自由美術協会(彫塑部)の会員となり審査員にまでなったが、日本では、彫刻で生計をたてるのは容易ではなかったようだ。

平成7年・トウカイテイオーが顕彰馬に選考され、JRA競馬博物館・メモリアルホールに展示するトウカイテイーのブロンズ像を制作する依頼がJRAからきた。その後、ナリタブライアン、タイキシャトル、タケシバオーのブロンズ像を制作した。

3年前、煩った食道がんが転移してあっという間になくなった。
今年、有馬記念で圧勝したオルフェーヴルはおそらく来年顕彰馬に選考されるのだろう。JRAからその制作依頼の電話が奥さんにあったそうで、生きていてばこれから良くなるというのが作家の人生なんだが、なんとしても惜しまれてならない。

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トウカイテイオー(平成7年選考)

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ナリタブライアン(平成9年選考)

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タイキシャトル(平成11年選考)

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タケシバオー(平成16年選考)

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制作途中の「タイキシャトル」(塑像)




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「砂あび」(木彫・都立上野美術館)


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制作中の 故 今西義輝


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今西は制作中の写真を撮られるのをあまり好まなかった。画像を見た人が「馬に鑿を突き立ててる」と苦情がくるというのだ。










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