2009衆議院選・熊本三区
2009年8月25日午後7時15分から、山鹿市のさつき園で熊本三区・民主党公認候補「後藤英友」さんの個人演説会が開催された。熊本三区から後藤さんが立候補するのは、2007年7月22日の補選以来2度目である。当時は熊本三区では坂本てつしさんが当選した。
熊本一区から応援に駆けつけた松野頼久さんと会場に入った。
松野頼久さんは55年体制での自民党の大物議員「松野頼三」の息子さんで、日本新党を結成した細川さんの秘書をつとめ、細川さんの政界引退後熊本一区から立候補し過去3回当選している。
演説会の会場に到着したとき、国民新党の黄色のTシャツを着た「おじさん」達が大勢いて駐車場の誘導などをしていた。あとでわかったことだがこの人達は郵政関係者だそうで国民新党代表の綿貫 民輔さんの先の郵政選挙での巻き返しに賛同して選挙のお手伝いをしているのだそうだ。
綿貫さんと言えば衆議院議長も務めた自民党の「ドン」で、僕が東京でタクシーの仕事をしていた当時、永田町のTBRビルに事務所を構える綿貫さんをよく見かけた。
後藤英友さんは、まだ42歳と若く今回の選挙では熊本三区の現職坂本てつしさんと互角の戦いをしているとのことで、少し緊張した様子で小選挙区で勝利して熊本三区から政権交代を現実のものとしたいと訴えた。
東京から応援に駆けつけた菅直人さんは昨日は沖縄から長崎・福岡を回り山鹿市の会場に来たそうで連日の地方遊説の疲れも見せず、わかりやすく政権交代の必然性を訴えた。
菅さんは少しスリムになったようだが表情は以前より穏やかで好感が持てた。今回の選挙での民主党のマニフェストの中で評判があまり良くないのが「高速道路の無料化」だ。僕も東京ではタクシーの運ちゃんだったのでこの政策には眉唾だったが、そうでもないらしいのだ。地方では都市圏に比べると高速道路を利用する人は少なく、無料にした方がいいと考えるようになった。
演説会の終了直後、菅直人さんとの記念撮影。義理のお母さんとおばさんも、菅さんと写真を撮ろうといっしょに連れてきた。菅さんはどこに行っても人気があるので早く撮影しないとチャンスを逃す。
過去何回か政権交代の期待が高まった選挙があったが期が熟さず空振りに終わっている。今回は本物のように見える。
菅さん曰く「火事は最初の1分・選挙は最後の1日」が大切なのだそうで、最終日まで気を引き締めて戦い抜いて政権交代を必ず成し遂げると、力強く演説した。
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