リコーダー式篠笛で演奏する・みかぐらうた
リコーダー式・唄もの・四本調子・篠笛(A♭管)
リコーダー式・古典調(六孔)・四本調子・神楽笛(A♭管)
唄もの・四本調子・篠笛(A♭管)
古典調(六孔)・四本調子・神楽笛(A♭管)
天理教のおつとめでは「九つの鳴りもの」といって、九種類の和楽器を使う。メロディーの主役を演じるのが篠笛で現在では唄もの・四本調子篠笛を使う。
ネットで調べてみて天理教で使う、篠笛に関する記述は少ないが、大阪教区・豊能支部の笛に関する記述が詳しくわかりやすい。
http://www.eonet.ne.jp/~toyonosibu/otutome.htm
篠笛の演奏は初心者には難しく、演奏出来るようになるまでには練習が必要となる。長時間のおつとめの演奏が出来るまでには、篠笛の練習が欠かせない。
アルカイック工房で作っている「リコーダー式篠笛」は初心者でも簡単に音が鳴るので、本式の篠笛よりも簡単に演奏することができる。
神楽の演奏で高齢になったベテランが「若いときには篠笛を演奏出来たが、年をとって息が続かず篠笛の演奏が出来なくなった」ということをよく聞く。そんな方にアルカイック工房で作っている「リコーダー式神楽笛」で演奏していただくと、楽に演奏出来て具合がいい、ということで熊本県内の多くの神楽保存会でアルカイック工房の「リコーダー式神楽笛」を使っていただいている。
代表格が阿蘇市波野中江神楽保存会(国指定民族無形文化財)で、毎年4~11月・第一日曜日(10月をのぞく)に中江の神楽殿で、岩戸神楽33座の公演ががあり大勢の見物客が来る。波野小学校にも神楽クラブがあり、児童も神楽を舞う。波野小学校では地元の神楽保存会の長老が指導していて、小学生でも演奏出来るアルカイック工房の「リコーダー式神楽笛」を使っている。
天理教のおつとめでもアルカイック工房で作っている「リコーダー式篠笛」で演奏出来る。リコーダー式篠笛は初心者でも簡単に音が出せるので、運指と息使いを練習すれば簡単にみかぐらうたを演奏することが出来るので、初心者の入門には最適である。
現在みかぐらうたの演奏には「唄もの・四本調子篠笛」を使っているが、「唄もの調子篠笛」が開発されたのは戦後になってからで、それ以前は篠笛といえばお囃子用か神楽笛であった。当時はみかぐらうたの演奏にはお囃子用の篠笛を使っていて七孔の笛を使用していたようだ。
アルカイック工房では「唄もの調子篠笛」と「古典調六孔・神楽笛」を作っていて、みかぐらうたの演奏は「唄もの四本調子篠笛」と「古典調六孔神楽笛」で演奏出来、どちらで演奏しても同じ運指で同じ音階を演奏することが出来る。唄もの調子篠笛と古典調六孔篠笛は音階が似ていて、古典調には唄もの調子篠笛の「一の音」がないことが特徴だ。日本の古民謡「さくらさくら・君が代・平城山」などの曲には「一の音」が出てこない。「二の音」が基調になっていて、みかぐらうたも同じである。
「二の音」が基調になっているみかぐらうたは古典調六孔篠笛で演奏でき、古典調六孔篠笛を使ったほうが演奏しやすいのかもしれない。
試聴・みかぐらうた(リコーダー式・唄もの・四本調子篠笛)
試聴・みかぐらうた(リコーダー式・古典調・六孔・四本調子神楽笛)
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