« 絶滅危惧種 | トップページ | ノハナショウブ »
草原に咲いていた野の花ですが名前がわかりません。
誰か教えてください。
2007年7月 1日 (日) 水彩画 | 固定リンク Tweet
英国紳士のたしなみにバード・ウォッチングがあるそうです。 山野で見つけた野鳥の色や形を記録しておいて、家に帰ってから暖炉のまえで、ウイスキー(もちろんスカッチ)でもちびちび飲みながら図鑑を検索するのだそうです。 わたしは英国とは縁もゆかりもないですけど、同じような趣味を持っております。わが家には野鳥図鑑や植物図鑑がそろっておりますんで。
余計なことはさておいて、うーん、いったい何だろう。 わが家の近所の野川のほとりには、これと似た花でキクイモという花が咲きます。 ただキクイモは、成長すると人間をこえるほど背の高くなる植物ですが、いなかもんさんの写真はそれほど大きくないようです。 それにキクイモが咲くのは秋ですから、阿蘇のふもとあたりではまだ咲いてないでしょう。 葉や茎のようすはオグルマという花にも似ています。 しかしオグルマというのは1本の茎にたくさんの花がつきますが、これは1本の茎にひとつの花ですね。 どうもわたしの図鑑には載っていそうにありません、4千円もした図鑑なのに。
わたしの図鑑は断念して、ネット上の植物図鑑から“黄色い花”というキーワードで検索して、引っかかった花の画像をひとつひとつチェックしていったら、そのうち「アラゲハンゴンソウ(もしくはキヌガサギク)」という花が出てきました。 念のため、この花の画像をもっとたくさん探してみたのですが、どうやら間違いはなさそうです。 北アメリカ原産の帰化植物で、ほんらいは北国の花のようですが、高森町はかなり標高の高いところらしいので、そのあたりにも居座ってしまったのでしょう。 ただ動物でも植物でも特殊な環境で育つと、その土地固有の種に特化する場合があるので、ひょっとするとアソアラゲハンゴンソウなんて名前になっているかもしれませんよ。
投稿: 酔いどれ李白 | 2007年7月 2日 (月) 04時30分
追伸 アラゲハンゴンソウについて調べていたら、熊本県の南小国町というところに小萩山という山があって、そこにこの花の大群落があることがわかりました。 写真で見るとスペインのヒマワリ畑みたいに、山の斜面のはるか彼方まで、みごとな花の絨毯になっています。6、7月に熊本に行くならぜひ見たいもののひとつですね。
投稿: 酔いどれ李白 | 2007年7月 2日 (月) 05時22分
この記事へのコメントは終了しました。
この記事へのトラックバック一覧です: 名称不明:
コメント
英国紳士のたしなみにバード・ウォッチングがあるそうです。
山野で見つけた野鳥の色や形を記録しておいて、家に帰ってから暖炉のまえで、ウイスキー(もちろんスカッチ)でもちびちび飲みながら図鑑を検索するのだそうです。
わたしは英国とは縁もゆかりもないですけど、同じような趣味を持っております。わが家には野鳥図鑑や植物図鑑がそろっておりますんで。
余計なことはさておいて、うーん、いったい何だろう。
わが家の近所の野川のほとりには、これと似た花でキクイモという花が咲きます。
ただキクイモは、成長すると人間をこえるほど背の高くなる植物ですが、いなかもんさんの写真はそれほど大きくないようです。
それにキクイモが咲くのは秋ですから、阿蘇のふもとあたりではまだ咲いてないでしょう。
葉や茎のようすはオグルマという花にも似ています。
しかしオグルマというのは1本の茎にたくさんの花がつきますが、これは1本の茎にひとつの花ですね。
どうもわたしの図鑑には載っていそうにありません、4千円もした図鑑なのに。
わたしの図鑑は断念して、ネット上の植物図鑑から“黄色い花”というキーワードで検索して、引っかかった花の画像をひとつひとつチェックしていったら、そのうち「アラゲハンゴンソウ(もしくはキヌガサギク)」という花が出てきました。
念のため、この花の画像をもっとたくさん探してみたのですが、どうやら間違いはなさそうです。
北アメリカ原産の帰化植物で、ほんらいは北国の花のようですが、高森町はかなり標高の高いところらしいので、そのあたりにも居座ってしまったのでしょう。
ただ動物でも植物でも特殊な環境で育つと、その土地固有の種に特化する場合があるので、ひょっとするとアソアラゲハンゴンソウなんて名前になっているかもしれませんよ。
投稿: 酔いどれ李白 | 2007年7月 2日 (月) 04時30分
追伸
アラゲハンゴンソウについて調べていたら、熊本県の南小国町というところに小萩山という山があって、そこにこの花の大群落があることがわかりました。
写真で見るとスペインのヒマワリ畑みたいに、山の斜面のはるか彼方まで、みごとな花の絨毯になっています。6、7月に熊本に行くならぜひ見たいもののひとつですね。
投稿: 酔いどれ李白 | 2007年7月 2日 (月) 05時22分